多くの巨星たちが逝去した2023年。年の終わりに、スターたちを偲びつつ、生前に遺した“元気になる”名言を紹介しよう。
〈死ぬには、間がある。この間があるということを、けっして、おろそかにしてはいけない〉
元タレントの上岡龍太郎(享年81)の言葉だ。芸能レポーターの城下尊之氏が解説する。
「上岡さんは笑いに関しては天才的な方でしたが、そのわりに早く引退された。働くのをやめて、貯蓄と年金だけで、リタイア生活を目いっぱい楽しむという選択をしたんです」
収入は減るが、必死に仕事をすることだけが“間”の過ごし方ではないという考え方は、上岡らしかった。
■陳建一“料理の世界に終わりはない”
対照的に、死ぬまで天職をまっとうしたのが、料理人の陳建一(享年67)。彼が遺した言葉は〈悔しいと思うだけじゃ、いつまでも負けるわな〉。『料理の鉄人』(フジテレビ系)で戦い続けた“中華の鉄人”らしい人生エールである。
「陳さんは、“料理の世界に終わりはない”と考え、晩年まで厨房に立ち、探求を続けました」(芸能記者)
■西鉄ライオンズの黄金時代の主力打者“怪童”中西太
西鉄ライオンズの黄金時代の主力打者で、名指導者だった“怪童”中西太(享年90)も、長く現場に立ち続けた。
そんな中西の座右の銘が、〈何苦楚〉である。
「“何事も苦しいときが、自分の礎をつくる”といった意味が込められているんですね。