光り輝くような美貌の持ち主・光源氏は、艶やかな女性遍歴の持ち主なので「光源氏=女好き」のイメージがあります。
けれども、実は平安時代では貴族の間で当たり前のように流行っていた「男色」を匂わせる描写もいろいろあるのです。
想いを寄せた女性に素気無くされ、自分を慕う彼女の弟である10代の少年を愛でたりなど、読者の想像が膨らむような艶やかな場面があります。
前回の記事
継娘と碁を打ち合う空蝉を垣間見る光源氏(写真:wikipedia)
なぜ、光源氏は10代の少年に愛情を抱くようになったのでしょうか。