「そこらへんの草でも食わせておけ」そう虐げられている県民は他にも!? 各地のいがみ合いを徹底調査した!
二階堂ふみ、GACKTが主演を務める映画『翔んで埼玉』のシリーズ第2弾『翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて』が大ヒット上映中だ。
各地の自虐ネタを交えたののしり合いが見どころだが、実は、かような “ご当地バトル”は全国各地に存在する。
そこで『週刊大衆』は有識者協力のもと、全国の“犬猿ライバル県”を徹底調査。まずは、北海道から見ていこう。
■北海道と沖縄が!
「隣り同士など物理的な接点や、歴史的な接点があると仲が悪い傾向にある一方、北海道と沖縄県のように対極にある都道府県も、互いを意識するようです」
こう語るのは、全国約3万 2000人を分析した『ケンミンまるごと大調査』(文藝春秋)の著者で、京都芸術大学客員教授の木原誠太郎氏だ。
事実、ソニー生命が発表した『47都道府県別 生活意識調査2022』では、北海道と沖縄県に住む約3人に1人が、互いをライバル視していると回答。主な理由は、両住民が持つ、“日本一のリゾート地”という自負にある。
「ブランド総合研究所の『都道府県の魅力度ランキング 2023』では、北海道が15年連続1位と圧倒する一方で、沖縄県も3位と健闘しました。北海道でスキーか、沖縄で海水浴か。憧れのリゾート地をめぐる戦いは、今後も続くでしょう」(旅行雑誌記者)
■青森と秋田の激しい争い
東北地方では、青森県と秋田県の争いが特に激しい。火種は東北の景勝地として名高い“十和田湖”が、両県にまたがっていることだ。