カレー研究家・小野員裕「紅花、サンギュリエ、ザ・カリ…大阪だと渡邊カリーがオススメ!」麻美ゆまのあなたに会いたい!(後編)

| 日刊大衆
小野員裕(左)と麻美ゆま

 前回に続き、カレー評論家の小野員裕さんとの対談です。

 これまで4000軒以上のカレー専門店を食べ歩いている小野さん。カレー好きになったキッカケが、小学校時代の給食のカレーだったというところも、昭和を感じさせるエピソードで面白かったです。

 そこで今回は、小野さんにオススメのお店を教えてもらうことにしました!

■お肉たっぷりの京橋モルチェ

ゆま「まずは、男性が好きそうな、お肉たっぷりのカレーから教えてください」

小野「いろいろあるんですが、真っ先に思い出したのは、『京橋モルチェ』(東京都中央区)の“南部とりカレー”ですね。骨付きの鶏なので、さばくのは面倒ですけど、やっぱり肉は骨付きがうまい」

ゆま「おおっ。がっつり肉を食べられますね」

小野「カレーの味は南アジアカレーに似ていますね。焙煎されたたっぷりのタマネギにバランスの整ったスパイス感があって、独特なハーブの香りがやや前面に出ていて実にうまいです」

ゆま「お話を聞いているだけで、おなかの虫が鳴いてきます(笑)」

■スリランカ産スパイスの激辛

小野「同じく中央区日本橋にある『紅花』の“ココットカレー”も、おいしいですよ。ここは鉄板焼き屋さんなので、肉もうまい。カレーは大きな壺に入っていて、鉄板の上に置かれるんです」

ゆま「鉄板焼き屋さんでカレーなんて最高ですね!」

小野「壺を開けると、カレーと具がたっぷり。しかも、スリランカ産スパイスの激辛で、サラサラしているんですね。これをライスにかけて食べるんですが、あまりのうま辛に、ライスをおかわりしてしまうほど。炭水化物を取りすぎてしまいますね(笑)」

ゆま「それは危険ですねー。この2軒は洋風カレーでしたが、インドカレーのオススメも教えてほしいです」

■鶏から出汁を取った力強いうま味

小野「まず、芝公園にある『サンギュリエ』。

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