カレー研究家・小野員裕「紅花、サンギュリエ、ザ・カリ…大阪だと渡邊カリーがオススメ!」麻美ゆまのあなたに会いたい!(後編) (3/3ページ)

日刊大衆

スパイスだけを使ったインド系のカレーなら、ノンシュガーの“ピーナッツバター”をちょい足しすると、すごくおいしくなります」

ゆま「へえー。甘くないピーナッツバターということですか」

小野「そうなんです。ただ、無糖のピーナッツバターはなかなか普通に売っていないので、ネットで購入するのが一番です」

ゆま「ありがとうございます! やってみます。最後に、小野さんは最近も本を出されたんですね」

■ネットにも載っていない中華そば

小野「はい。カレーとは違うんですが、2月28日に『一生食べ続けられる中華そば』(八重洲出版)というムック本を出させてもらいました」

ゆま「中華そばって、昭和の味って感じですよね」

小野「まさにおっしゃる通りで、僕たちの世代が子供の頃に、近所の町中華や、おそば屋さんで食べていた、昔懐かしのしょうゆラーメンです」

ゆま「私も町中華のラーメン、好きです。なんかホッとするおいしさですよね」

小野「はい。ただ、残念ながら時代とともに、懐かしの中華そばを出している店が少なくなっているんです。取材を申し込んでも“跡継ぎがいないから、店を畳むんです”といったところが多く、今回も100軒、取材依頼をさせていただいたんですが、うち50軒は掲載を断られたんです」

ゆま「寂しいですね。でも、そんな中で、この本には50軒ものお店に協力いただいて、紹介されているんですね」

小野「ネットにも載っていない店がほとんどです。ぜひ読者の方も、これを参考に、懐かしの中華そばを食べに行ってみてください」

ゆま「今日は、ありがとうございました!」(おわり)

おの・かずひろ 1959年、北海道生まれ。元祖カレー研究家。17歳からカレーの食べ歩きを始め、これまでに食べ歩いたカレー専門店は4000軒以上。大衆料理研究家でもある。
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