パプアニューギニア人はデニソワ人から受け継いだ特異な遺伝子が彼らの体を守っている
2024.05.18 01:11
|
カラパイア
[画像を見る]
パプアニューギニアの人たちは、同じ民族でありながら高地と低地に分かれて住んでいたため、何千年も遺伝的に分離されてきた。
マラリアなどの感染症と闘うのに役立つ遺伝子をもつ低地人、低酸素症を軽減するのに役立つ遺伝子を持つ高地人とに分かれているのだ。
その遺伝子のいくつかは、絶滅したデニソワ人が持っていたものだという。
・パプアニューギニア人に受け継がれたデニソワ人の遺伝子
南太平洋にあるパプアニューギニアは、元々あったパプアとニューギニアが合併してできた国である。パプアニューギニアには多様な環境があり、そこに住む人々に異なる適応性を身に着けた。
「パプアニューギニアの人々は、5万年以上前にアフリカからこの島国に定住してきましたが、遺伝的にとてもユニークな民族なのです」と語るのはフランス国立科学研究センター(CNRS)の生物人類学者のフランソワ=ザビエル・リコー氏だ。
パプアニューギニアは山岳地帯が多く、高地では酸素の少ない過酷な生活を強いられる。
一方、低地ではマラリアなどの病原体がはびこり、40%が感染症で亡くなる。住民たちは高地と低地で大きく異なる環境に適応するため、それぞれ異なる突然変異を起こして進化してきた。
彼らはもっと古くから何万年もアジアに住んでいたデニソワ人と交雑した。その結果、パプアニューギニア人のゲノム中には最大5%のデニソワ人のDNAがあるのだという。
ピックアップ PR
ランキング
総合
社会
1
「何も言えない職場」はなぜ生まれるのか ハラスメント対策と管理職指導の難しさ
TREND NEWS CASTER
2
地域企業はなぜ「多角化」に向かうのか 家具・建築からカフェ、スポーツへ広がる事業
TREND NEWS CASTER
3
新潟・樽ケ橋遊園の〝ネーミングセンス〟に1.2万人ほっこり アイガモの名づけに感じる愛情とユーモア
Jタウンネット
4
地方で増える輸入車の「整備難民」 専門人材と設備投資をどう維持するか
TREND NEWS CASTER
5
福井市に広がる〝マイクラみたいな風景〟に1.5万人驚がく 「リアル豆腐建築」「土ブロックは草はえる」
Jタウンネット
6
中小企業の融資はなぜ難しいのか 銀行が見る「数字」と事業計画の落とし穴
TREND NEWS CASTER
7
不登校35万人超、学校だけで支えきれるのか 広がる「学校外支援」の役割と課題
TREND NEWS CASTER
8
中小企業経営者はなぜ「雑務」から抜け出せないのか 外部人材とAI活用の現在地
TREND NEWS CASTER
9
建築設計はなぜ複雑化しているのか 構造・設備・人材不足から考える業界の課題
TREND NEWS CASTER
10
「日本初の修学旅行」があまりにも過酷すぎた件 千葉・銚子駅前に佇む石碑が語る、驚きの内容
Jタウンネット