恐竜を絶滅させたのは、木星の外側で形成された珍しい小惑星だった

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恐竜を絶滅させたのは、木星の外側で形成された珍しい小惑星だった

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 かつて地球を支配した恐竜は、直径10~14kmもある巨大な小惑星の衝突によって姿を消した。このほど、その小惑星がどこから来たのか突き止められたそうだ。

 当時の大量絶滅を今に伝えるK-Pg境界に残された元素の分析によるなら、その小惑星、チクシュルーブ小惑星は木星の外側で形成された「C型小惑星」と呼ばれるタイプだ。

 それはやがて小惑星帯にたどり着くが、ここで何かが起きて地球への落下コースに乗った。それが恐竜の命運を決めてしまったのだ。

・巨大隕石が衝突した痕跡、チクシュルーブ・クレーター
 恐竜を滅ぼした小惑星は地球に大きな傷跡を残している。それはメキシコ、ユカタン半島北部にある「チクシュルーブ・クレーター」だ。

 浅瀬に衝突したチクシュルーブ小惑星は、膨大な粉塵を上空に吹き飛ばし、地球の気候は急激に寒冷化した。

 こうして長く厳しい冬が到来すると、植物は光合成を止め、食物連鎖が崩壊。ついには当時存在した種の7割以上が絶滅することになった。

 この大惨事を現代に伝える薄い堆積物層は「K-Pg境界」と呼ばれ、地球全体で見ることができる。そして、ここに破滅をもたらした小惑星の出自を知るヒントが隠されていた。

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photo by iStock・小惑星は木星の外側で誕生した
 それは「ルテニウム」という元素だ。
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