よく「最近の若者は覇気(はき)がない」などと言う方がいます。
いわゆる「昔(≒自分の若い頃→若い頃の自分)はよかった」論の1バリエーションなのですが、そう言う方にはこう聞いてみると、面白いかも知れません。
「すみません、覇気って何ですか?」
本当は知っていたとしても、あえてカマトトぶる(とぼける)のがコツです。するとほとんどの方は、しどろもどろになるでしょう。
「覇気ってのは、覇気と言うのは、つまり声が大きいとか……」
およそ大抵の方は深く意味も考えず、何となくのイメージで言葉を使っているものです。
別にそれでも困りはしませんが、意味を理解していない言葉をいくら並べたところで、上滑りしてしまう(説得力に欠ける)でしょう。
そこで今回は、覇気という言葉の意味を紹介します。自分の言葉に説得力を持たせたい方の参考となれば幸いです。
覇気とは「天下を獲る意気込み」結論から先に言うと、覇気とは「天下を獲る意気込み」と言えるでしょう。
覇という漢字は音読みで「ハ」、訓読みで「はたがしら」と読みます。
「はたがしら(旗頭)」とは文字通り一番に旗を奪い獲った者。古代中国において、旗は天下に号令する者の象徴でした。
武力と権謀術数を以て敵を制し、奪い獲った旗を掲げて頂点に立つ者。