「覇気がない」の”覇”って何?知らずに使っていませんか?知っておきたい語源と精神【大人の教養】

| Japaaan
「覇気がない」の”覇”って何?知らずに使っていませんか?知っておきたい語源と精神【大人の教養】

よく「最近の若者は覇気(はき)がない」などと言う方がいます。

いわゆる「昔(≒自分の若い頃→若い頃の自分)はよかった」論の1バリエーションなのですが、そう言う方にはこう聞いてみると、面白いかも知れません。

「すみません、覇気って何ですか?」

本当は知っていたとしても、あえてカマトトぶる(とぼける)のがコツです。するとほとんどの方は、しどろもどろになるでしょう。

「覇気ってのは、覇気と言うのは、つまり声が大きいとか……」

およそ大抵の方は深く意味も考えず、何となくのイメージで言葉を使っているものです。

別にそれでも困りはしませんが、意味を理解していない言葉をいくら並べたところで、上滑りしてしまう(説得力に欠ける)でしょう。

そこで今回は、覇気という言葉の意味を紹介します。自分の言葉に説得力を持たせたい方の参考となれば幸いです。

覇気とは「天下を獲る意気込み」

天下を望む曹操。月岡芳年筆

結論から先に言うと、覇気とは「天下を獲る意気込み」と言えるでしょう。

覇という漢字は音読みで「ハ」、訓読みで「はたがしら」と読みます。

「はたがしら(旗頭)」とは文字通り一番に旗を奪い獲った者。古代中国において、旗は天下に号令する者の象徴でした。

武力と権謀術数を以て敵を制し、奪い獲った旗を掲げて頂点に立つ者。

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