「覇気がない」の”覇”って何?知らずに使っていませんか?知っておきたい語源と精神【大人の教養】 (2/3ページ)

Japaaan

天下に「覇を唱える(旗頭たることを宣言する)」者を覇者(はしゃ)または覇王(はおう)と言います。

古代中国史ファンであれば「覇王」項籍(こう せき。項羽)や「小覇王」孫策(そん さく。孫伯符)などが有名ですね。

世代によっては「世紀末覇者」ラオウの顔が思い浮かんだかも知れません。

現代でも「覇権争い」とか「大会を連覇する」または「セ・リーグを制覇した」などという表現に接したことがあるでしょう。

どれも共通するのは「覇」が必ず「トップ」を意味していること。天下を獲るには、一番じゃなくちゃだめなんです。二番目だと覇者とは言えないのです。

トップを獲らねば、いつかは敗れ、滅び去る。最初から「二番目でいいや」なんて考えている者が生き抜けるほど、甘い世界ではありません。

和を以て貴しと為す日本とは異なり、中国大陸で繰り広げられてきた苛烈な生存競争が偲ばれます。

覇気のおさらい

覇気あふれる豪傑・張飛翼徳。歌川国芳筆

発音:bàqì(霸气・霸氣)

①天下の覇者に備わる雄々しい雰囲気。

②天下の覇者たらんと志す野心的態度。

③転じて積極的で意気旺盛な態度。

④また転じて(覇者気取りの)傲慢な態度。

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