※本コラムは『未恋〜かくれぼっちたち〜』第7話までのネタバレを含みます。
■初めて“担当編集”としてではなく、“彼氏”として嫉妬?
第7話では、ゆず(弓木奈於)が、光学館で新連載をスタートさせることが明らかになりました。健斗(伊藤健太郎)には内緒で決めたことに加えて、光学館は三蜂社のライバル会社でもあります。
ゆずは、三蜂社の専属ではないため、ルール違反というわけではないのですが、健斗からしたらちょっぴり複雑ですよね。健斗が、「どうして教えてくれなかったの?」と聞いても、ゆずは「言ったら止められるから」と言うだけだし、「今、どこにいる?」とメッセージを送っても、「どこにもいません」としか返ってこない。
状況をまとめると、健斗とゆずは今はもう恋人同士ではないんですよね? ちょっぴりうやむやになってしまっている部分はありますが、「それは、別れるって捉えていいの?」(健斗)「えっ、いいよ」(ゆず)「そっか。分かった」(健斗)というやり取りを交わしたということは、すでに別れたということ(?)。でも、編集者と漫画家という関係性は続いているため、連絡を取らないわけにはいかない。だから、お互いに吹っ切れないんじゃないかなと思います。
それに、2人とも確実に未練があるんですよね。別れたとしても、関係がスパッと切れるわけじゃない……という安心感があるおかげで、距離を置くことができるんだと思います。とくに、ゆずはそうなんじゃないかな。健斗への好きが溢れているし、本当は別れたくないはず。
それなのに、あの時、健斗の問いかけに「えっ、いいよ」と即答したのは、プライドの高さが露呈されたのもあると思うけど、「どうせ、いくらでも挽回のチャンスはある!」という確信があったから。ここで、もし健斗から「新しい彼女ができたんだよね〜」なんて言われた日には、ゆずは「待って、待って。わたしのプランと違うんだけど!?」となるはず。