年次を重ねるにつれ、今までとは違う意味で難しくなってくるのが、社内コミュニケーション。出社は増えても、勤務時間外の交流は昔より少なくなっていたり、チームの中にリモート中心で働く人がいたり。それぞれが多様な働き方を追求しやすくなった一方で、チームや部署、会社全体の交流の機会は減っているという声も耳にします。
そんな中、キリンホールディングスが行っている社内イベントが今、にわかに注目されています。自社製品の特徴を生かし、社内交流や勉強会を兼ねたスナックイベントが定期開催されているそう。自社オフィスの会議室でひっそり開催されているイベントに、マイナビウーマン編集部が潜入してみました。
■飲み会イベントをきっかけにチームの商品を社内プレゼン
イベントを主催するのは、KIRINグループの子会社・メルシャン株式会社で輸出事業を担当する3人の女性社員。普段はワインや焼酎の海外輸出の市場を開拓したり、展示会に参加したりしているそう。
「KIRINグループは社員数も多いため、なかなか自身のチームが担当する商品やブランド以外の商品を把握しきれないという声も耳にしていました。そこで、私たちのチームで扱う商品についての理解を深めてもらうために、スナックイベントを立ち上げることにしたんです」
現在3人が最も力を入れているのが、海外向けの焼酎ブランド「YATSU(やつ)」の海外輸出。2月に行われたスナックイベントでは、海外向けの焼酎ブランドの可能性や、海外からの反応をまとめたプレゼンが行われ、実際に海外で今話題になりつつあるという「焼酎カクテル」の試飲イベントが行われました。
「スナックふきだまり」というイベント名の由来には諸説あるようですが、海外輸出事業部の中核でもある大西まりさんのお名前から名付けられたそう。スナック入店前に行われた勉強会でも、プレゼンターとなって焼酎の魅力について語ってくれました。
大西さんによれば、今海外では日本でよく親しまれている芋焼酎や麦焼酎といった、乙類焼酎の市場が大きくなってきているのだそう。
「海外では水割り、お湯割りといった飲み方よりも焼酎をカクテルのベースとして使用するのが一般的です。