「おさらばえ」……
美しい膝折礼で最後の別れを告げ、大門を出て行った瀬川花魁(小芝風花)。
大河ドラマ「べらぼう」の第10回「『青楼美人』の見る夢は」では、その美しい白無垢姿、俯瞰カメラから映した高下駄が描いた見事な八文字の軌跡、大門で迎えた蔦重と唇に笑みを浮かべ去って行った瀬川の間に漂う強い絆などが、SNSでもかつてないほどの大反響を呼びました。
今だ、あの「大河史上に残る神回」とも言われる、名場面の余韻に浸っている人は少なくありません。
第11回「富本、仁義の馬面」では、鳥山検校(市原隼人)に身請けされた瀬川が、名前を「瀬以」(せい)と改めたことが分かりました。「吉原をもっといい場所に」という夢を抱くもの同士の絆は切れないはずですが、二人の関係は新しい章に入ったのです。
そして、吉原の「俄(にわか)祭り」をきっかけに、蔦重は浄瑠璃の世界に飛び込んでいきます。
※第11回 放送の解説&振り返り記事↓
【大河べらぼう】日光社参の盛り上がり、エレキテル登場、役者は四民の外?ほか…3月16日放送の解説&振り返り今回のテーマとして全編に流れていたのは「男気」です。