宮崎市は20日、日本料理店が有毒植物「アジサイの葉」を提供し、食べた客が食中毒症状を訴えたと公表。
市の保健衛生課によると、今月17日、『精進 CHAGO』(宮崎市)が、2人の女性にアジサイの葉を添えた料理を提供した。
料理を提供する際には、配膳スタッフが、アジサイの葉を「大葉です」と説明。
そのため、女性たちが葉を食べたところ、30分後からおう吐や吐き気を訴えた。
なお、日本料理店は店舗近くで、アジサイの葉を採取。
アジサイの葉が有毒植物であることを知らずに、客に提供していた。
保健所は、食品衛生法に基づき、店に対して1日間の営業停止を命じた。
アジサイの葉には、いくつかの有毒成分が含まれている。
主な成分は「青酸配糖体」と呼ばれるもので、これが体内で分解されると有毒なシアン化水素が生成される。
また、「嘔吐性アルカロイド」や「抗マラリア成分」なども含まれていることが報告されている。
そして、アジサイの葉を食べると、めまい、吐き気、おう吐、けいれん、顔面紅潮、息切れなどの症状が出現。
2008年には、茨城県と大阪市の飲食店でアジサイの葉が提供され、食べた客・計8人が「青酸食中毒」を発症した。
当時、アジサイの葉や花が、料理の飾り用として市場に流通。
保健所は、食用ではない植物を、料理の飾り用として提供しないように呼びかけている。
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