公平な態度を貫く
【前編】では、ドラマ等で悪役として有名な側用人・柳沢吉保のイメージが実際は誤りだったことを解説しました。
【後編】ではさらに吉保の人物像を掘り下げ、「側用人」というポジションの実態についても見ていきましょう。
柳沢吉保が、将軍に対しても配慮と忠義を示していたのは【前編】で説明した通りですが、こうした公平な態度は諸大名に対しても貫かれていました。
彼は、諸大名から面会を求められても、すべてに応じる時間がないため不公平になるからと断っていたといいます。
また、身につける装束も贅沢に見えないように気を付けていましたが、城内で顔を覚えてもらうため、大名には珍しい緑がかった黄色のものを着ていたそうです。