戦国時代の覇者、徳川家康。その名は誰もが知るところですが、そんな家康のすぐそばに、若いころから晩年まで、変わらぬ忠誠を尽くした男がいたことは、あまり知られていないかもしれません。
その名を、平岩親吉(ひらいわ・ちかよし)といいます。
ちなみに2023年(令和5年)の大河ドラマ「どうする家康」では、ハナコの岡部大さんが演じていました。
身内よりも優れた者を。私情を排して公正無私に努めた平岩親吉(演:岡部大)のエピソード【どうする家康】 同じ年に生まれた「生涯の伴」親吉は家康と同じ1543年に生まれました。ふたりは幼いころから運命をともにし、人質として今川家や織田家に送られ、不安と隣り合わせの暮らしを強いられます。
命の保証もない日々。そんな過酷な状況の中で築かれた絆は、もはや単なる主従関係ではなく、家族のようなつながりだったのでしょう。
やがて家康が三河の国を治めるようになると、親吉も自然な流れでその側近として仕えるようになります。