徳川美術館で、秋季特別展「尾張徳川家 名品のすべて」が開催されます。
本展は、名古屋城を居城とした御三家筆頭・尾張徳川家に伝わる家康の遺産や大名道具、蔵書、そして近代以降に加わった文化財まで、日本の美と知の結晶を一堂に紹介する特別展です。
名品1 家康からの贈り物――「駿府御分物(すんぷおわけもの)」家康の没後、その膨大な遺産は将軍家および尾張・紀伊・水戸の「御三家」に分け与えられました。御三家とは、将軍家を補佐し、将軍家に後継の男児がいない場合には養子を出すことを許された特別な家柄です。家康は3男・秀忠に将軍職を継がせ、残る3人の息子たちに財産を分与して御三家を立て、徳川将軍家を支える体制を築きました。
徳川美術館には、御三家筆頭である尾張徳川家の初代・義直(家康9男)が相続した遺品が「駿府御分物」として伝わっています。