滋賀県は7日、介護施設で食事をした83人が食中毒症状を訴えたと発表。
県によると、草津市など計5か所の介護施設で、今月3日に昼食を食べた利用者や職員計83人が、おう吐や下痢などを発症。
うち8人が入院し、2人が死亡した。
亡くなった1人は、施設の入所者で、男性(80代)。
保健所が検査した結果、複数の発症者からノロウイルスを検出した。
施設が提供した昼食のメニューは、助六寿司(いなり寿司・昆布まき)、昆布豆、ほうれん草の和え物、赤だし。
保健所は、これらの食事が原因による「ノロウイルス」集団食中毒と断定。
調理を請け負った『東住吉マルタマフーズ』(大阪市)に対して、4日間の営業停止を命じた。
また、施設の運営元・社会福祉法人『誠光福祉会』は、ホームページで「ご利用者様、ご家族の皆様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
ノロウイルスによる食中毒で死亡するケースはまれだが、特に高齢者や乳幼児、基礎疾患を持つ人は重篤化することがある。
主な死亡原因としては、激しいおう吐や下痢による脱水症状が挙げられる。
そのため、ノロウイルス感染時には十分な水分補給や、早めの医療機関受診が重要。
なお、県は現時点で、発症と死亡との因果関係は不明としている。
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