豊臣秀吉が法外な値をつけ、大名たちに“買わせた”茶壺——その仕掛け人が、堺の豪商「呂宋助左衛門(るそんすけざえもん)」でした。
現地ではただの日用品だった壺を、天下人の「茶の権威」に変えてしまった男。まさに戦国のマーケターです。しかも彼は、権力に媚びず海を渡り、稼ぎ、危なくなれば一瞬で逃げ切る…商魂たくましい人物。
大河ドラマ『豊臣兄弟!』で描かれる“天下人・秀吉”の影で、商人たちはどう立ち回っていたのか?呂宋助左衛門の成り上がりを追います。
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戦国時代の日本、実は世界一の武器輸出国だった!鉄砲をはじめ武器・防具なんでも揃っていた呂宋助左衛門は、安土桃山時代に実在した和泉国堺の商人です。既存の権力に媚びず、海外貿易というに命を懸けたフロンティア精神あふれる人物として知られています。
本名は納屋才助(なや・さいすけ)。堺の豪商・納屋衆の一族として生まれました。