山口県は9日、飲食店が提供したおにぎりを食べた53人が、食中毒症状を訴えたと発表。
県の生活衛生課によると、先月28日、山口市の『おむすびころりん』が調理・提供したおにぎりを、職場の行事に参加した58人が食べた。
うち53人が下痢、おう吐などを発症し、4人が医療機関を受診。
保健所が残っていたおにぎりを検査したところ、黄色ブドウ球菌を検出した。
そのため、おにぎりが原因の「黄色ブドウ球菌」食中毒と断定。
食品衛生法に基づき、店に対して4日間の営業停止を命じた。
黄色ブドウ球菌による食中毒は、主にこの菌が産生する毒素(エンテロトキシン)によって引き起こされる。
また、黄色ブドウ球菌は、手や皮膚、傷口などに存在しやすく、調理中に食品に付着することで増殖し、毒素を作り出す。
この毒素は熱に強く、加熱しても分解されにくいため、調理後の食品でも食中毒の原因となることがある。
予防のためには、手指や調理器具の衛生管理を徹底し、食品は早めに食べる、または冷蔵保存することが重要だ。
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