「その関白が、わしの惚れた男かどうかじゃ」
豊臣兄弟と共に長い道のりを歩んできた蜂須賀正勝(高橋努)ならではの、いや、正勝にしかいえない秀吉(池松壮亮)への問いが、胸に刺さりました。
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」第36回『姫若子と鬼若子』。
秀吉の家臣であり昔からの友達でもある正勝が、歯に衣着せぬ言葉で「お前は変わってしまったのではないか?」と語りかけるシーンは名場面でしたね。
ワイルドで生命感に溢れ、声は大きいし動きも粗野だけれど、実は繊細な気遣いな人で、秀吉の怒りや悲しみを察知し受け止めてきた正勝。
その誠意ある言葉は嫌味なくすっと秀吉に届き、冷静さを戻す役目を果たしていました。
いよいよ、“さよなら”の予感がする蜂須賀正勝。
「豊臣兄弟!」での秀吉と正勝の絆の積み重ねがあってこその今回。史実も含めて振り返ってみました。