NHKニュース「児童の性被害特集」でモヤモヤした点を検証する

NHKニュース「児童の性被害特集」でモヤモヤした点を検証する

 10月5日に放送された『NHKニュース・おはよう日本』の中で、児童の性被害に関する特集が組まれた。『"子どもの性の商品化"実態は...』と題されたその特集では、主にジュニアアイドルの過激な性描写などが問題視されており「一部の悪徳プロダクションから子供を守るためには~~」といった論調で話が進められた。

 だが、ここでもやはり児童と性被害を結び付ける最も重要な箇所が抜け落ちており、どうにもモヤモヤする内容のまま終わってしまったように思う。番組内容を丸ごと否定・批判したい訳ではないので、どうにもおかしい、もしくは言及が足りない点を、ピンポイントで抜き出してみよう。

(1) 一部の悪徳プロダクションだけが酷い訳ではない

 番組では低年齢アイドルに注目し、彼女らの活動内容がいかに卑猥なものかを紹介していた。だが、アイドルに憧れる子供を食い物にする悪質なプロダクションもあるといった論調で、これには大きな間違いがある。

 確かに地下アイドル系のファンとの接触イベントの中には "抱っこ会" など規制されて当たり前の酷いものもあるが、大手プロダクション所属のアイドルであっても、50歩100歩な可哀想な活動をさせられた子達が大勢いる。ファンとの接触といえばAKBのオハコというイメージがあるが、クリーンなイメージのあるももクロでも、メンバーの殆どがローティーンだった頃に有料ビデオチャットで荒稼ぎさせらされたりと、モラル面でギリギリの活動をしていた。またハロプロ所属のスマイレージのウリ文句は「日本一スカートが短いアイドル」であったが、その言葉の通り極端に短いスカートを履いて見せパンを見せるといった振り付けを地上波の音楽番組で披露しており、これも子供にセックスアピールをさせている点に変わりはない。

 このように、大手プロダクションだから、メジャーなアイドルグループだから安全・安心だという話ではないのである。

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