我が子には勉強ができたり、世間でエリートと呼ばれるような人になったりして欲しいとは思っていなくても、思考力があって物事を的確にとらえることのできる人になって欲しいと願うのはどの親も共通かと思います。
幼児期は思考力に大きく影響を及ぼす言語習得の時期でもあり、“幼児用の生活習慣”を整えてあげることはとっても大切です。
今日は、『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』の著者で、日本の欧米双方の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、健康で頭のいい子に育てるために必要な“睡眠”についてお話します。
■幼児に睡眠が「たっぷり必要」な理由3つ
疲労回復や、免疫力向上といった一般的な目的のほかに、幼児期においてどうして睡眠に気を配る必要があるのかご紹介しましょう。
(1)成長ホルモンの分泌促進
幼児期に必要となる成長ホルモンは寝ている間に分泌されます。ダイナミックに成長する幼児期には、たっぷり睡眠を取って、成長ホルモンの分泌を促す必要があるのです。
(2)記憶力の向上につながる
昼間、日々新しい出来事に遭遇している子どもは、カラダだけでなく脳も活発に働いています。脳はその日に得た記憶を、睡眠中に整理します。しっかり睡眠を取ると、記憶がちゃんと整理され、記憶力の向上につながります。
幼児期は一生のうちで言語習得がもっとも急速に行われることを考えても、それを睡眠でサポートしてあげる必要があります。
(3)オトナになってからの体内時計の礎となる
幼児期の規則正しい生活は、人間が本来持つべき正しい体内時計をセットしてくれます。幼児期に習慣づけておくと、大人になってからも良質な睡眠が取れるようになります。
■怖い!睡眠不足がもたらすリスク
子どもの注意力や集中力、反射神経などが鈍ります。反射神経の低下や注意力の散漫は、大きな怪我や事故につながります。また、集中力が低下すれば、当然学力も低下してしまいます。
そして、遅くまで起きているとお腹も減りますから、つい食べ過ぎてしまうこともあるでしょう。