遊びから子どもたちは様々なことを学んでいます。
それは、友達とのつきあい方、自分の体の使い方など、学校や塾では学べないことばかりです。親としては、勉強だけでなく、総合的な力を身に着けてほしいものですが、最近では“遊ぶ力(遊びから学ぶ力)”が低下している子どもも少なくありません。
そこで今回は、子どもの遊ぶ力をグングン鍛えてくれるおすすめスポットを紹介します。
■子どもたちが遊ぶ機会を失っている理由
そもそも、なぜ最近の子どもたちの遊ぶ力が低下しているのでしょうか。
それは、ここ数十年で驚くほど様変わりした、子どもたちが遊ぶ環境にあります。環境が変化したことで、子どもたちは思いっきり遊べなくなってしまい、遊びからいろいろなことを学ぶ機会を失いつつあるのです。
具体的には次の2つの理由があげられます。
(1)空き地がなくなった
かつての空き地は駐車場や商業ビル、集合住宅へと生まれ変わっています。街の発展という観点ではよいことかもしれませんが、子どもたちにとっては自由に遊べる場所がなくなってしまったことを意味しています。
現在はきれいに整備された公園こそあれど「ボール遊びはダメ」「大きな声で騒がない」などルールでがんじがらめ。
さらに、そこに置かれている遊具にも問題があります。
カラフルで楽しげな遊具に子どもたちは大喜びするものと大人は思いがちですが、実は子どもの遊ぶ力を奪う“遊び方のお仕着せ”にもなり得るものです。ほとんどのスペースが遊具に占拠され、それだけでしか遊べない公園で遊ぶ力を身に着けることは難しいでしょう。
(2)子どもだけで遊ぶことが少なくなった
砂場に3人の子どもがいたら、周りに3人のママが立っている、というのは現代ではごくあたりまえの光景です。親の目が行き届くことで、事故や犯罪から子ども守れるというメリットがある反面、子どもの遊ぶ力をつけるチャンスを逃してしまうというデメリットも。
子ども同士で遊び方を考え、協力しあい、時には意見を衝突させて、いろいろなことを乗り越える力を培う機会こそが「遊ぶ力」です。