チャーミング井上が本で明かした“お笑い賞レース”の裏側

| 新刊JP
『芸人生活』作者の井上二郎さん

 テレビやラジオをはじめ様々な媒体で私たちに笑いを届けるお笑い芸人たち。彼らの生活はトークなどの中で垣間見ることができるが、その実態はどのようなものなのか?

 お笑いコンビ・チャーミングの井上二郎さんの『芸人生活』(彩図社/刊)は、自身の芸人活動や私生活、芸人仲間たちのエピソードを漫画で描いた、爆笑あり涙ありのコミックエッセイだ。
 チャーミングをはじめ、バイきんぐ、ロビンフットなどSMA NEET Project所属の面々を中心に芸人たちのリアルな日常が明かされるのだが、その中でも「お笑い」に対して真摯に向き合う彼らの姿は非常に印象的だ。また、家族のことや結婚のことも描かれており、思わず泣かされるシーンも。

 今回、新刊JPは井上さんにインタビューを行い、この本が出版された経緯や、芸人仲間たちのエピソードについてお話を伺った。その後編をお伝えする。
(新刊JP編集部)

■「キングオブコント」「R-1ぐらんぷり」…賞レースの裏側とは

――「キングオブコント」のお話が出てきましたが、『芸人生活』の中には「R-1ぐらんぷり」などの賞レースのエピソードが出てきます。一般的な視聴者は基本的には決勝戦だけをテレビで観るわけですが、一回戦や二回戦を勝ち抜くことも相当難しいのだなと思いました。

井上:一回戦や二回戦は数日間かけて行われることが多いのですが、日によってお客の入りも違うし、審査員もたくさんの芸人を見ているので、疲れているのか(審査員が)寝ている日もあるみたいなんです。これは、ある後輩が「R-1ぐらんぷり」の1回戦を自分が出る日以外すべて見たことがあって、そう言っていました。
あとは順番もかなり影響します。僕らは大声を出すコントが多いのですが、同じような大声を出すコントが前に続いているときついですね。逆にささやく系のコンビが3組くらい続いて、しかもスベったらこれは大チャンスです。確変に入りますよ。

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