映画『インターステラー』に登場する人工知能ロボットのTARSとCASEは、その無機質な外見に関わらず、人間同様もしくはそれ以上に存在感のあるキャラクターでした。今の映画界では何でもかんでもCGで作られるといった印象がありますが、あのTARSとCASEはビル・アーウィンという俳優が演じており、CGのパートは少数のみ。
今回は、そんな『インターステラー』の人間っぽい箱型人工知能の舞台裏映像をご紹介します。
クリストファー・ノーラン監督は人間の真似事をするようなロボットではなく、知能と個性を持ちつつも外見からはそれを感じさせることのない純粋なマシンを求めていたと語っています。そこで、弟であり脚本家であるジョナサン・ノーランは「宇宙船に同乗する最も人間らしいキャラクターの人間ではないもの」というアイディアを元に、軍が製造したという背景を持つTARSとCASEを作ったそうです。
ノーラン監督は、これらのマシンを電気スタンドやカメラの三脚のような何かしらの形状に変形する、ヒト型ではない最もシンプルな姿をしているものとしてイメージしていたらしく、最終的に小さな箱を寄せ集めた大きな箱のような姿になったのだとか。そこでマグネットを使った叩き台が作られ、デザインがフィックスしたようです。
ノーラン監督と脚本家のジェイソンの当初の考えでは、TARSとCASEはほぼCGになる予定だったそうですが、スペシャルエフェクトチームがセットでどれくらい演じることができるのかを証明して見せたため、最終的には、セットでパペット使いに実際に演じさせることを基本とし、複雑な動作はCGを使って、2つのロボットに命を吹き込んだとのこと。
次に必要となるのが、TARSとCASEを演じる俳優。