今後ますます年金を当てに出来なくなっていく時代、こんな時代において老後を迎えるまでに一体いくら貯めておかなければならないのかは非常に気になるところですね。一説によると、その金額は5,000万円だとか7,000万円だとか、はたまた1億円だとか……。
でも、本当のところはどうなのか、家計コンサルタントの筆者とともに見ていきましょう。
■なぜこんなにも金額が違ってくるの?
老後に必要なお金がこんなにも違ってくるのは、個々によってその生活スタイルや退職金、そして貰える年金額が異なってくることによります。
つまり、老後に必要なお金は主なこの3つだけによっても随分と変わってくるということですね。それゆえ、本来、老後に必要なお金を知りたいというのであれば個々においてきちんと計算する必要があることをまずお伝えしておきたいと思います。
一般的に老後、夫婦二人の生活に必要な金額は1カ月約23万円と言われています。この金額はどちらかと言えばそれほどゆとりのある生活ではなく、リタイア後 は数カ月に一度は旅行に出掛けたりしたいなと思っている場合にはもう少し多めの金額、30万円くらいを見ておいた方がいいでしょう。
次にどれくらい生きるか、これが現時点ではわからないので不安になるということの大元の要素とも言えることなのですが、ここでは20年間(65~85歳)の場合と25年間(65歳~90歳)の場合を見ていくことにしましょう。
これを計算式で表すと4通りになります。