筆者の元へと相談に来る女性は様々な夫婦問題を抱えています。
年齢も性格も生まれ育ちも違うのに、相談者の方は不思議と口をそろえて「もっと夫に優しくしていれば良かった…」と話すのです。
ささいなことから行き違い、離婚に至る夫婦は年々増加しています。それを少しでも避けようとするのならば、お互いの不満が爆発する前に手を打つことが不可欠です。
今日は夫婦カウンセラーの筆者が、多くの夫がウンザリしている“妻が定めたルール”について、男性目線でお話をします。
■家のルールはほとんど妻が決めている!?
人が集まる学校や会社にルールがあるように、家の中にもさまざまなルールがあります。そのルールは、家にいることが多い妻が主体となって決めているケースが多いようです。
「洗濯物を所定のかごに入れる」とか、「花粉が入るから家に入る時はにコートを叩く」といったルールは間違いではありませんから、夫も従ってくれるでしょう。
しかし、ついそのルールを破ってしまったときの妻の反応が問題なのです。
夫が悪気なく、つい忘れてしまった時、
「いつもやめてって言っているのに……わざとでしょ!」
と、感情的に怒りを夫にぶつけていませんか?
夫は「ごめん。今度からちゃんとするから」と、初めは謝ります。ですが、これが積み重なると、徐々に妻への不満が溜まっていくのです。
■妻のルールは正しいけれど…
「一度決めたルールなんだから守らないほうが悪い」と妻は思っています。夫ももちろんそうなのですが、心のどこかで「仕事から帰ってくつろぎたいのに、家でも妻という上司から業務命令を受けているみたい」と窮屈に感じているのです。
そして、積もりに積もった不満は、ある日突然爆発します。
「お前には、オレの苦労なんてわからないんだよ!誰が働いているから生活できると思ってるんだ!」
今までの従順だった夫はもうそこにはいません。
もう我慢するのはゴメンだと言わんばかりに、自分勝手にふるまうようになるでしょう。