法人税の特例として、事前確定届出給与というものがあります。これは、支給時期・支給金額が確定した役員賞与について、その旨をあらかじめ税務署に届け出ていれば、その賞与を原則として経費とすることができる、という制度です。この制度について、インターネットを検索してみると、こちらのブログには、合同会社はこの特例を選択できないと税務署から説明された、とされています。
■合同会社でも特例は使えることは確認済!
どの税務署がこのような解説をしたのかはわかりませんが、法律上、合同会社は事前確定届出給与の特例を使えない、といった記述はありません。この点、疑問がありましたので某税務署に確認しましたが、合同会社であっても問題なく事前確定届出給与の特例を使うことができる、と説明されています。
少し脱線しますが、事前確定届出給与の特例など、役員給与に関する税制は欠陥が多いですから、税務署も間違った指導をすることが多く、結果として誤った情報が掲載された可能性があります。
■納得出来ないなら確認することが重要
このサイトに書かれてある内容がまったくの事実無根とは考えておりませんが、税の世界には、信頼性の薄い情報が氾濫していることが多くあります。このため、国税庁のような信頼できるサイトを除き、インターネット上に書かれた内容を無条件に信頼してしまうと、思わぬ不利益を被る可能性があります。
インターネットにある情報を無条件に信用するのではなく、何か疑問があれば税務署に聞いてみてください。国税庁は、一般の方向けに、税の相談センターを設けていますので、質問に回答してもらえます。
■しかし、税務署を信頼してはいけない!
税務署に質問する場合の注意点ですが、税務署から間違った指導をなされても、間違った指導をして納税者に迷惑をかけたため税務署が責任を取る、といった対応がなされることは基本的にはありません。
このため、相談をする場合には、相談した日時・担当者・内容を記録することはもちろん、場合によっては録音も考慮したいところです。
税金の不明な点は税務署に聞くべき!でも信じ過ぎたら痛い目に?!どうすればいい?
2015.05.03 12:00
|
相談LINE
ピックアップ PR
ランキング
総合
社会
1
「ヒクイドリの部屋」から〝謎の棒〟発見される 黒くて硬くて...これは何?動物園に聞く
Jタウンネット
2
なぜ警備員の高齢化と人手不足は止まらないのか――待遇改善とデジタル活用で変わる「安全を守る仕事」
TREND NEWS CASTER
3
「病気」から「人」を診る医療へ――地域のクリニックに求められる新たな役割
TREND NEWS CASTER
4
「背中を見て学べ」はもう通用しない?世代間ギャップを埋める実践型研修の可能性
TREND NEWS CASTER
5
外国人人材の受け入れを阻む「営業の壁」 登録支援機関を支える新たな分業の形
TREND NEWS CASTER
6
暑~い夏に、リス&カワウソたちに冷たいプレゼント 仙台うみの杜水族館の企画がやさしい【7/31~8/23】
Jタウンネット
7
ペンギンも〝夏の風物詩〟満喫中 あわしまマリンパークの恒例イベントに2.2万興奮「ずっと見てたい」
Jタウンネット
8
医師はいるのに「受診できない」――医療アクセスの盲点とは
TREND NEWS CASTER
9
飲食店を支える「業務用中華点心」 人手不足時代の新たな市場価値を読み解く
TREND NEWS CASTER
10
地域産品は「物語」で価格競争を抜け出せるか、500件超の商談から見えた地方ECの課題
TREND NEWS CASTER