ぐるぐる回る地下鉄「都営大江戸線」と「名古屋市営名城線」を勝手に比較してみた(後編)

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大江戸線大門駅ホーム(rail02000さん撮影、Flickrより)

では、実際の比較に移ろう。

【前編の記事】
ぐるぐる回る地下鉄『都営大江戸線』と『名古屋市営名城線』を勝手に比較してみた(前編)」快適に乗れるのはどちら?

大江戸線の列車本数は多い。朝は3・4分、日中は6分おきにやってくる。時刻表とにらめっこする必要は始発・終電を除きほとんどない。
裏返せば利用者が年々増えていることの証しでもある。朝夕のラッシュはひどくなる一方。一部に積み残しも見られる。
それに輪をかけるように、光が丘から先に延伸することがほぼ決まっている。開通は当分先とはいえ、阿鼻叫喚の光景が展開されるのは間違いない。

大江戸線大門駅ホーム(rail02000さん撮影、Flickrより)

対する名城線も区間によっては混雑するところがある。そえでも大江戸線ほど深刻な事態にはなっていない。朝はだいたい6分おきで、日中は10分おき。目の前の電車を逃したときのショックは大きいけれど、輸送力にはまだ余力がありそうだし、利用者の乗車時間もそれほど長くない。

列車の本数では大江戸線の方が上回る。しかし苦痛が少ないのは名城線だ。

他の地下鉄と乗り換え便利なのは?

大江戸線の利用者が多い理由の一つは、世界一のターミナル新宿に接続していることだ。
1970年頃の初期計画ルートで新宿は外されていた。「一極集中は好ましくない」と考えた国と都が交通局に指導したからで、現在の京王プラザホテル付近に駅が設けられる予定だった。

その後オイルショックが起き、計画は凍結される。1980年代に入って計画が再開されたとき「新宿を通らないと採算は取れない」という主張が通り、現在のルートに決まる。

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