ぐるぐる回る地下鉄「都営大江戸線」と「名古屋市営名城線」を勝手に比較してみた(後編) (3/4ページ)

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大江戸線赤羽橋駅ホーム側面(UE-PON2600さん撮影、Wikimedia Commonsより)
大江戸線赤羽橋駅ホーム側面(UE-PON2600さん撮影、Wikimedia Commonsより)

東京が運営する路線として、世界に誇れるデザインにしよう――。そんな意気込みは伝わるし、実際絵になっている。

ただし手放しでは称賛できない。大江戸線は1メートル当たり180万円の建設費がかかっていて、総額は1兆3000億円を超える。減価償却が完了するのは何十年も先の話だが、滞りなく返済は続けられるだろうか。シルバーパスの乗客だらけになりそうな予感もするけど。

一方、名城線の駅施設はいたって普通の設備だ。建設費の返済問題は名城線も他人事ではないが、「借金まみれのクセにこんな豪華なもの作りやがって」みたいな雰囲気はない。

バブル的な雰囲気は否めないものの、大門で羽田空港行きの東京モノレールまたは都営浅草線につながっていることもあり、外国人旅行者の大江戸線利用者は年々増えている印象だ。
納税者として多少の腹は立つものの、世界に通ずるデザインと知名度は大江戸線の方が上だろう。

世界標準に近いのはどちらだ?

名城線や山手線のように環状運転をしている路線はソウルや北京、ロンドン、モスクワにも存在する。山手線の場合、方向を「内回り」「外回り」という言い方をするが、国際標準では「右回り」「左周り」が普通だ。
名城線はこのルールに従っていて、外国人にも分かりやすい表示になっている。

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