揺れに揺れる"安保国会"。法案通過に躍起な与党自民党だが、実は議員各位がそれ以上にアツい視線を注いでいるのが、9月の党総裁選。"安倍降ろし"を、本気で考える輩がいるんだとか。
「党内の若手の支持も厚く、"ポスト安倍"最右翼の谷垣(禎一幹事長)氏は、去る4月、安倍首相の"無投票再選支持"を明言。同じく首相の座を狙っていた石破(茂地方創生担当大臣)氏は、今年1月に、"俺が、俺が、という気はない"と記者団に語り、総裁選出馬の可能性については"封印"しています」
とは、ベテランの政治記者。そこで、色めき立っているのが、"反安倍路線"を掲げる派閥・宏池会の議員たちだという。
「安倍首相が所属する派閥、清和会は、ドンの町村(信孝前衆議院議長)氏が先日、亡くなり、組織改編の最中。安保法制で転べば、派閥もまとまらずで、安倍首相の再選の雲行きも怪しい状況です」(同記者)
一触即発の中、色気をプンプン出す一人が、宏池会の"影のボス"で名誉会長を務める古賀氏から寵愛を受ける野田聖子衆院議員。しかし、
「古賀氏サイドが、宏池会の会長ポストや、"野田首相プラン"をチラつかせているだけの"馬に人参"で、まったくの無理筋」(全国紙政治部記者)
宏池会の"推しメン"は他にいるという。
「3年前の総裁選にも出た、林芳正農林水産相です。安倍首相と同じ山口県が地元で、両者は長年のライバルです」(専門誌記者)
地元では「ガチンコ山口抗争」とも言うべき現状があるというのだ。
「2人とも世襲議員で、親の代、安倍晋太郎氏と林義郎氏の頃からバチバチ。小さなことですが、関係者がタクシーを拾うにしても、相手の後援会絡みの会社のタクシーが止まると、急いでいても違う車を探す、という具合」(同記者)
林氏は参議院議員。総理大臣は衆議院から出すという不文律があるが、総理への欲を隠さない。
「2012年末の総選挙時、衆議院(山口3区)への鞍替え出馬を計画し、話を進めていましたが、断念。安倍首相サイドから圧力があったとの話も出ています」
とは、地元関係者。
「安倍首相は、農林水産関係で重要視されるTPP問題を、甘利明経済再生相に丸投げ。農水大臣とは言っても、林氏は閑職に追いやられている形ですね」
宏池会の反乱に、勝算はあるのだろうか。前出の全国紙政治部記者が言う。
「石破茂氏率いる"無派閥連絡会"の約30人が宏池会側につけば、話は大きく変わる。石破氏は、各地方での支持も圧倒的ですからね」
"反安倍連合"が、日本をひっくり返す日が来るか!?
因縁バトルが激化中!安倍首相VS宏池会「ガチンコ山口抗争」スッパ抜き
2015.06.25 07:00
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