約5億年前、古生代カンブリア紀に生息していた生き物と言えば、我らがアノマロカリスが有名だが、時を同じくして生息していたのがハルキゲニアである。
その姿もトゲトゲしくてちょっとかっこよくて、アノマロカリスよりもハルキゲニア派のお友達も多いと聞く。そんなハルキゲニアだが、前後が判然としないという解剖学的に奇妙な構造から科学者たちを困惑させてきた。
ところがケンブリッジ大学の最新の研究により、単純な1対の目と針のような歯が発見され、ようやくどちらが前なのか判明し、長年の論争に決着がつくことになった。
以下の動画は最新の研究に基づいて復元されたハルキゲニアの姿である。
Hallucigenia: The worm with the missing head
5億年前の海に生息していたハルキゲニア・スパルサは、かつて世界で最も一般的な生物だった。しかし、この世のものとも思えぬその姿から進化的に整合的ではない考えられるにいたった。
ハルキゲニアは体長35mmで、5億2500万~5億500万年前の海に生息していた。この時期は、今日見られる動物の門が突如として出揃ったカンブリア爆発が発生した時期である。