幼女や少女に性的嗜好や恋愛感情を抱く、いわゆる小児性愛者の起こす性犯罪がしばしば話題になることがある。女児の親にとっては気が気でない問題だろう。
しかし男児の親も決して安心はできない。
6月22日、大阪府警は大阪府守口市にある市立幼稚園の元副園長(30)を強制わいせつの疑いで逮捕した。
逮捕された元副園長は2007年からこの幼稚園に勤務しはじめ、昨年4月に副園長に就任。しかし今年の4月下旬、「元副園長が男児のズボンの中に手を入れた」などの情報が寄せられ、園児3人の保護者が被害届を提出、5月9日には臨時の保護者会が開かれるなどの騒ぎとなった。
園側は保護者に対して「そのような事実は認められなかった」と説明したが、元副園長は保護者に不安を与えたことなどを理由に5月12日付けで依願退職していた。
そして被害届を受けて、大阪府警は元副園長の自宅や幼稚園内など3カ所を捜索し、携帯電話やパソコンなどを押収。遂に逮捕となった次第である。元副園長は黙秘を続けているという。
被害者の心的苦痛を思うと全く許しがたい行為である。
それにしても女児だけでなく男児まで狙われるとは、さまざまな性癖の持ち主がいると、改めて驚かされる。
もっとも、最近では男性に対する性的被害の認識も広がっている。電車での痴漢に対して、1999年まで迷惑防止条例では女性に対する痴漢しか罰することができず、男性被害者は保護対象外とされていたが、現在では全国47都道府県すべてで男性被害者に対する痴漢行為も取り締まることができるようになった。
ちなみに男性に対する電車内の痴漢は、先頭車両や最後尾の車両で起こることが多いようだ。東京都内を走る一部の車両は「ハッテン車両」などと呼ばれ、そのスジの人々では有名だとか。目を合わせれば速攻でそのスジの男たちが股間のスジを触ってくるというこの車両、最近では知らずに乗った男子高校生が被害に遭う事件も増えている。本当にどこにどんな性癖を持った人間がいるかわからない。くれぐれも注意したいものだ。
「男の子のズボンに手を…」幼稚園副園長がわいせつ行為で逮捕
2015.07.05 00:00
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