友達と一緒に一つのおもちゃで遊べること、他の子を助けたり、友達との問題を自分で解決できたりすることは、幼い子供達の将来を決めるかもしれません。
社会的能力の高い子供が25歳になった時、より高い確率で、その子は大学を卒業し、正社員になり、逮捕歴がなく生活を送っているという研究結果が発表されました。
ペンシルバニア州立大学の研究者は、アメリカ国内の4つの大学が共同で実施したFast Track Projectという研究結果を分析しました。
20年間に渡り、700人の子供達を追跡調査するこの研究では、子供が保育園に通っているときに、担任の教員が8つの項目について、それぞれの子供を5段階評価しています。
その8つの項目の中には「友達と物を共有できる。」、「他の子を助けられる。」、「友達との問題を自分で解決できる。」も含まれています。
子供達が25歳になった時の生活状況と、幼児期の社会的能力評価を比較してみると以下のような結果が出ました。
■社会的能力評価が1ポイント上がるごとに、その子が大学を卒業する可能性は2倍となる。また、25歳の時点で正社員になっている可能性が46%高い。
■社会的能力評価が1ポイント下がるごとに、その子が逮捕される可能性が67%上がる。また、25歳の時点で低所得者向けの公共住宅に入居希望を出す可能性が82%高くなる。
研究者は、幼児期に子供達の社会的能力を伸ばす手助けをすることが大切だと言います。主任研究員のデイモン・ジョーンズ氏は次のように話します。
「よいニュースは、社会的技能や感情的技能は、子供時代に伸ばすことができるという点です。そして、これらの技能は費用をかけずに効率的に測ることもできます。
未来は、保育園時代に決まっていた!?-幼児期に社会的能力のある子のほうが成功する
2015.08.08 07:41
|
学生の窓口
ピックアップ PR
ランキング
総合
社会
1
医師はいるのに「受診できない」――医療アクセスの盲点とは
TREND NEWS CASTER
2
飲食店を支える「業務用中華点心」 人手不足時代の新たな市場価値を読み解く
TREND NEWS CASTER
3
地域産品は「物語」で価格競争を抜け出せるか、500件超の商談から見えた地方ECの課題
TREND NEWS CASTER
4
スマホ時代に見直される「眼鏡の選び方」、度数だけでは解消できない目の負担とは
TREND NEWS CASTER
5
人的資本開示、進んだはずが現場は「手作業」 上場企業の7割が直面する意外な壁
TREND NEWS CASTER
6
資材高と職人不足で揺れる住宅市場、地場工務店は生き残れるか
TREND NEWS CASTER
7
年間56万トンのアパレル廃棄と女性の副業ニーズをつなぐ、「Re:che」が挑む循環型ビジネスの持続性
TREND NEWS CASTER
8
猛暑でもファン付き作業服が使えない…「防爆エリア」の知られざる熱中症リスク
TREND NEWS CASTER
9
「西洋医学×漢方×手相」という異色アプローチ 標準治療では救いきれない患者と”科学的根拠”の境界線
TREND NEWS CASTER
10
「個人が変わっても組織が変わらない」のはなぜか? エグゼクティブ・コーチングの盲点を突く「社長+幹部一体型」の勝算
TREND NEWS CASTER