僕らの街に原子爆弾が …「Nuke Map」がジャカルタ市民に与えた衝撃 (3/3ページ)

FUTURUS


■ 日本史と原爆

「日本はアメリカに原爆を投下された」ということは、以前からインドネシアでも知られている。だが、それを深く突き詰める一般市民はいないに等しかった。前述の「アンネ・フランクって誰?」と同じような流れだ。

そうであるからこそ、今回のコンパスの記事は大きなインパクトを帯びたのだろう。「核兵器を実際に使用したら」ということについて考えさせる機会を、Nuke Mapはインドネシア市民に与えたのだ。こういうことは、今までになかった。

日本とインドネシアの関係は、経済的つながりから年々大きく発展している。それは同時に、日本の歴史を学ぼうとするインドネシアの若者が増えるということでもある。

日本史と原爆は、決して分離できない。我々日本人は、原爆がもたらした破壊の大きさを諸外国の市民に説明しなければならないのだ。だが、その説明の中でより大きな説得力を発揮させるには、どうしたらいいのか。この問題を解決させるためのヒントを、我々は新興国のマスコミから教わった。

次は我々日本人が行動する番だ。

【参考・画像】

※ コンパス記事

※ Nuke Map

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