ゲリラ豪雨がヤバい!?日本全国「大雨で水没する街」ハザードMAP (3/4ページ)
それによると、死者数は1200人で、孤立者数は49万人に達するというのだ。
さらに驚くべきは、その浸水面積。山手線内の面積の約2倍に達する約110平方キロメートルが浸水するというのだが、同時に、都内を走る地下鉄17路線97駅も浸水してしまうというのだ。
この浸水想定を見やすく表にしたのが次の図だが、荒川から遠く離れた東京駅や三田駅をも飲み込むと想定されているのである。

「海抜の低い地域や、地下鉄を伝って、東京全域に水は広がるとみられているんです。しかも、その速度は驚くほど速く、決壊からわずか10分で南北線の赤羽岩淵駅が浸水するとされています」(前同)
まさに、東京が水没するとしか表現のしようがない事態なのだ。また、増水具合が目に見える河川氾濫と違って、そのわかりにくさゆえに、被害が拡大してしまうのが土砂災害だ。
昨年8月に発生し、74人もの死者を出し、133棟が全壊した広島市の土砂災害は、まさにその典型だ。
「この土砂災害は、1日経たないうちに240ミリ以上の大雨が降ったことで、閑静な住宅地が土石流に飲み込まれてしまったんです。土石流の速度は瞬間的に時速144キロに達していたとされ、特定できた死因の最も多いのが窒息死だったことが、その凄まじさを物語っています」(地元記者)
発生してからでは、到底逃げることは不可能。とはいえ、いつ、どこが崩れるかわからないと思われるが、広島土砂災害の発生直前には、"異音"が確認されていたという。
「山のほうからドスン、ドスンという音が聞こえたとの証言がありますから、大雨が降った際に異音を聞いた場合は、いち早く避難するのがベターかもしれません」(前同)
そして、これは日本中の至る所で起こりうることだと話すのは、冒頭の防災ジャーナリスト。
「土の吸収力が飽和状態に達すると起きるのが、土砂災害。