有名だけど儲からない?NISAに「高値の株」が向かない理由2つ (2/2ページ)

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せっかく1年100万円という枠があるのですから1銘柄100万円、または100万円近くする株を買うのではなく、100万円で数銘柄を買うという風に考えた方がよいでしょう。

トータルで利益が出ればOKだと考えます。

■『NISA』では何より「損を出さないこと」

(1)の例では100万円で買った株が110万円になり10万円の利益が出たことで通常の口座なら20,315円の税金がかかったところ10万円がまるまる利益となりました。

では、反対に2015年の1月に100万円で買った株が2015年の8月に90万円になってしまったので売ったとします。

この場合、10万円の損となりますので当然ですが税金はかかりません。しかし、通常の口座であればこの年に他に利益が出ている株があれば、この10万円の損と相殺ができるのです。

『NISA』の制度は“利益が出ても税金は0”ということが特徴であり、大きなウリです。このため、とにかく利益を得ることが最重要です。

ただ、先のことは誰にもわかりません。当然のことながらこの株を買えば必ず利益が出るということもわかりません。

しかし、株には“配当金”というものがあります。この配当金が良い株すなわち“高配当株”を選ぶのも1つのやり方です。

もう1つは“利益が出たら売る”ということです。

非課税期間は5年、1年以内に売ったらその金額は復活しないなど、『NISA』は元々長期投資を推奨する制度なので様々な制約が課せられています。ですが、何よりも“利益が出ないと『NISA』を利用した意味がない”ということを念頭に置いておきましょう。

何も5年間ずっと持っていないといけないなどということはありません。

いかがでしたか?

『NISA』だからと言って特別な投資手法が必要だとは筆者は思いません。通常の口座での取引と基本的には変わりはありません。

ただ、『NISA』の基本的な内容を知らないで口座を開設し取引を行なってしまってから、こんなはずではなかったということがないよう、必ず基本の知識は持っておいて下さいね。

(中村真里子)

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