水不足を救えるか!? LA市長が「貯水池に大量の黒ボール」をぶち込む (1/2ページ)
Mayor Garcetti Completes Shade Ball Cover of LA Reservoir -YouTube
日本でも大雨が降ったり、猛暑が続いたりと異常気象が観測されているが、北米大陸の異常気象も激しい。カリフォルニアは、ひどい干ばつに襲われているようだ。
そんな水不足が深刻化するなか、ロサンゼルス市水道電気局が貯水池の水を守るために、初の試みを敢行した。“大量の黒いボール”を貯水池に流したのである。
これはいったいどんな効果があるのか……?
■ 年間3億ガロンの蒸発をふせぐ
ここは175エーカーの面積を持つロサンゼルスの貯水池。この貯水池は33億ガロンの水を貯めることができる。この量で、ロサンゼルス市全体の水を3週間分まかなえるという。
そこに投入されたのは、計9,600万個の黒い“日よけボール”だ。これによって毎年3億ガロン(約11億リットル)の水を守れるのだという。
プラスチック製の黒いボールは、貯水池の表面に浮かび、化学反応を引き起こす日光をふせぎ、鳥などの野生動物や、風雨によって運ばれてくる塵などから水を守る。そして蒸発を防ぐこともできる。

Mayor Garcetti Completes Shade Ball Cover of LA Reservoir – YouTube
この方法は、アメリカの新しい水質基準に適合させるために、費用対効果の高い方策として採用されたものだ。別の方法と比べて、2億5,000万ドルも費用が抑えられると試算されている。
■ 市長みずからボール投入に参加
月曜日に行われた黒ボール投入のイベントには、Garcetti市長自身も参加し、自らのアカウントでYouTubeに映像をアップしている。ロサンゼルス市のウェブサイトで市長はこうコメントしたと報じられている。