サムライ先生の自立勉強法《中級編》「暗記は連想ゲームだ!」

学生の窓口

こんにちには、自立教育コンサルタントのサムライ先生こと後閑 治彦です。

この「サムライ先生の自立勉強法」では、遊びのように「ハマる」勉強方法をご紹介。今回の《中級編》では「勉強の本質的な面白さを味わうコツ」です。

■人は忘れる生き物である。

前回のコラムにて「理解・納得することが大切」と書きました。新しいことを学ぶときには、何でも初めは意味のわからない文字情報でしかありません。良く分からないまま丸暗記しようとしてもすぐに忘れてしまいます。私も中学1年生で英語の勉強がスタートした時には、始めの10個の単語を覚えられずに苦労したことを今でも覚えています。

■どんなことにも理由がある。

なぜ英単語が覚えられなかったのか?中学生は、ローマ字は得意です。しかし、残念なことにローマ字の考え方では通用しない単語が多い。私が幸運だったのは姉から「フォニックス・ルール」というのを教えてもらえたことです。それによってローマ字だけでは通用しなかった「つづりと発音のルール」を知り、英単語の暗記が格段に楽になりました。このように、どんなことにも理由があります。「なぜそうなるのか」その理由を知ることで「そういうことか!」と理解・納得することができます。感情が伴って記憶されたことはなかなか忘れません。忘れてもそれがトリガーとなってすぐに思い出すことができます。

■ひらめく・しらべる・こじつける

覚えたいことを強烈に脳に刻みつける「理由付け」の方法を3つご紹介します。

1.ひらめく
例えば、上記のフォニックス・ルールという存在を知らなかったとしても、「bird(バード)」と「girl(ガール)」から「ir」で「アー」と発音すると気付くように、自らのひらめきで法則を発見することができます。

2.しらべる
自分でひらめくことができなくても、「これは覚えづらいな」と思ったことは「〇〇 なぜ」「〇〇 覚え方」のように検索すれば、ネットでいろいろな科目・単元の情報を得ることができます。

3.こじつける
「どんなことにも理由がある」と書きましたが、例外もあります。「水兵リーベ…」で有名な元素記号の名前や歴史の年号のように理由がない事柄に関しては最終手段として語呂合わせのように「こじつける」ことで覚えましょう。

《科目ごとの暗記のポイント》

上記のように「理由付け」をしながら、自分なりの法則を発見したり、作ったりすることが勉強の面白さの一つです。ここでは最後に、科目ごとに意識したい暗記のポイントをご紹介します。

英語 単なるアルファベットの並びとして覚えるのではすぐに忘れてしまいます。
中学生なら「フォニックス・ルール」、高校生なら「語源」について調べてみてください。英単語を楽しくスラスラ覚えられるようになります。

数学 公式は丸暗記するだけではすぐに忘れます。「なぜそういう公式になるのか」を理解することで、暗記する必要すらない公式も多いですし、忘れてもすぐに思い出すことができます。

理科 「なぜそうなるのか」を探求する科目なので言わずもがなですね。暗記することが多いですが、塾業界で代々伝わる語呂合わせが多数存在するので、覚えられないことは何でも「〇〇 覚え方」で検索してみましょう。

社会 最近は単なる知識を問う問題よりも「なぜその出来事が起こったのか」の理解を問う問題が増えてきています。出来事の関連性や時代背景と結びつけて覚えることで記憶に残りますし、記述対策にもなります。

以上、紹介したような方法で覚えたいことを脳に印象付けると10年や20年経っても忘れないものです。

次回の《上級編》では「勉強をよりダイナミックに楽しむコツ」をご紹介します。お楽しみに。


【著者プロフィール】サムライ先生(後閑 治彦)

自立教育コンサルタント。慶應義塾大学理工学部卒業後、個別指導塾を中心に野外教育や社員教育など教育業界10年の経験を経て独立。塾で伸びない子専門のプロ家庭教師「サムライ先生」としても活動。勉強方法の指導を通して子供たちの『自立教育』に努める。

ブログ: http://blog.livedoor.jp/katekyo_zamurai/

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