【アニメ漫画キャラの魅力】いかつい顔して実は繊細!?唯一無二のタッチの象徴「原田正平」の魅力とは?『タッチ』 (2/2ページ)

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甲子園予選決勝前日に「上杉和也が甲子園に行っても仕方ねえんだよ!」と叫んでいます。

■「沈黙のアニメ」の行間を埋める役割

 アニメ『タッチ』は、原作の味を生かすように配慮がなされていると感じます。人物のセリフも必要最小限で、ある意味「沈黙のアニメ」と呼んでもいいのではないでしょうか。自分の気持ちを比較的素直に話していた和也の死後、更にこの傾向は強まり、達也と南のやりとりにも直接的な感情表現は多くありません。そこを、鋭い人物観察で補う役割を随所で果たしているのが原田くんです。また、達也や南自身が気付いていない自分の気持ちをさりげなく指摘して後押しするのも彼の役割でした。

 和也が事故に遭った時、原田くんは達也に「南に、試合後中村総合病院に来てくれ」と伝言を頼まれます。彼は「試合後でいいのか?」と聞き返し、達也の「ああ」という返事を聞いた時の表情は、和也の死を伝えて余りある凄味のあるものでした。『タッチ』の脇役として、彼の存在は欠かせません。若い世代の方でまだ見たことが無いという方がおりましたら、是非とも一度ご自身の目でご覧になってみて下さい。無口で男気溢れる「原田正平」という男の魅力の虜になるハズです。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:ルーデル(キャラペディア公式ライター)

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