次期NHK朝ドラでAKB48が主題歌も「ゴリ押し」「ドラマの価値下がる」と疑問の声

デイリーニュースオンライン

「あさが来た」ドラマ公式HPより
「あさが来た」ドラマ公式HPより

 アイドルグループ・AKB48が9月28日から放送開始のNHK連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌を担当することが、8月18日に発表された。朝ドラでAKBの楽曲が起用されるのは初めてだが、ネットには「朝ドラの価値が下がる」といった批判が殺到している。

 女優・波瑠(24)が主演を務める『あさが来た』は、朝ドラ史上初の幕末から始まる物語。激動の時代に「一代の女傑」と呼ばれた女性実業家がモデルの主人公・あさを演じる波留のほか、共演者には俳優の玉木宏(35)や女優の宮崎あおい(29)、さらに落語家の笑福亭鶴瓶(63)など豪華キャストが発表されている。

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視聴率が低ければAKB48メンバーをドラマに出演させる?

 一方で、同ドラマの主題歌に決定したのは、NMB48と兼任のメンバー・山本彩(22)がAKBで初センターを務める『365日の紙飛行機』という楽曲。18日に東京・渋谷のNHKで行われた会見に出席した山本は、「こんな機会にセンターをやらせていただくのは光栄」「いずれはセンターに立ってみたいと思っていたけど、信じられない気持ち。Aメロをまるっと歌わせていただいていて嬉しい」など喜びを語った。しかし、この発表にネットでは

「え。イヤイヤイヤイヤ、ごり押しにもほどがある」
「朝ドラ見る層はAKBとか興味なくない?」
「朝ドラのイメージに合わない」
「見る気失せた」
「これで視聴率何パー減っただろ」

 など批判が飛び交っているほか、「そして紅白につながる」と早くも年末の『NHK紅白歌合戦』にAKBグループの出演が決定したと予想する者も。

 また、NHKは1月から放送中の大河ドラマ『花燃ゆ』が視聴率低迷で騒がれる中、7月21日放送の第29話に乃木坂46のメンバーを出演させ、「アイドルを使えば視聴率が上がるとでも思ってるのか」と視聴者を呆れさせていた。このような経緯から、朝ドラ主題歌にAKBが起用されたことについても

「そのうち朝ドラにAKBがでてきそう」
「メンバーを何らかの形で、出演させたりしないよね?」
「大河ドラマの乃木坂も酷かった…」
「調子にのって出演までしないでよねAKB」

 と不安が広がっている。18日の会見終了後には、佐野元彦エグゼクティブプロデューサーが報道陣の取材に対して「(AKBメンバーのドラマ出演は)今の時点ではなくはない。お楽しみゲストを色々仕込む予定。もしくは後半で合う役があれば……」とコメント。ネットユーザーを「歌採用されると出演にも繋がる訳か…」と落胆させている。さらに、現在放送中の朝ドラ『まれ』も不評が目立つだけに

「まれが悲惨だから結構私は楽しみにしてたんですけど…」
「朝ドラ前半がまれ、後半が朝が来た、大河は花燃ゆ。苦情ばっかりになりそう」
「不調になると戦犯扱いされるのは 主演の波留…不憫すぎる」

 と、NHKの迷走が波留に及ぼす影響を心配する者も少なくない。波留には演技に集中して頑張ってもらいたいが、そのためにも局とアイドルがこれ以上余計なことをしないよう願うばかりだ。

(文/一樹守)

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