定年後の出費が分からない!老後生活をイメージするヒント7つ

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定年後の出費が分からない!老後生活をイメージするヒント7つ

老後生活のお金の不安を打ち破るには、老後の生活をイメージすることが大事だと言われています。でも実際、定年後の生活を細部までイメージすることは難しいですよね。

そこで今回はファイナンシャルプランナーである筆者が、定年後に訪れる出費を7つお伝えいたします。

■定年後の7大出費

(1)空白の5年間の生活費

預貯金を切り崩す、働き続ける、年金の繰上受給をする、自分年金の準備をするなどで対策する必要があります。

(2)住民税

住民税は退職した翌年に請求されるので注意が必要です。

(3)子どもや孫への資金援助

子どもへの資金援助で出費がかさむのは結婚資金ですね。現在、65%以上の子どもが親や親族から援助があり、その金額の平均はおよそ160万円です。また、孫への資金援助といえば、お年玉や誕生日プレゼントといった毎年恒例のものから七五三や入園・入学時の援助もあるのではないでしょうか。

子どもや孫へは少し無理をしてでも援助してあげたい気持ちになるかもしれませんが、まずは自分の老後の生活を優先しましょう。

(4)介護や医療費用

男性の平均寿命は80.50年、女性は86.83年です(2014年時点)。介護の月々の費用は20万円近くかかることもあります。医療費は3割負担で、胃がんなら約30万円、脳梗塞なら約50万円程度が一般的です。入院時には交通費やテレビカード代、差額ベッド代も考慮する必要があります。親だけでなく自分やパートナーの介護・医療費用も想定しましょう。

(5)住宅の費用

住宅ローンの残額があったり、親との同居などで住み替えやリフォームが必要になるかもしれません。繰り上げ返済に励み、住み替えなら約2,500万円、リフォームなら約700万円程度を想定しておきましょう。

(6)保険料

現在加入している保険は、子どもが独立したタイミングなど自分のライフイベントに応じて見直すようにしましょう。もし、更新型の保険に加入し、そのまま見て見ぬふりをすれば定年後に高額な保険料を支払う羽目になります。

(7)車の買い替え

田舎暮らしを検討しているのであれば車は必須です。燃費以外にも乗降性などを意識して選ぶをいいでしょう。

いかがでしたか? 今から真剣に定年後と向き合い、細部までしっかりイメージし、対策を立て、行動にうつすことで、少しずつ不安は減少していくはずですので、是非細部までイメージしてあなたのパートナーと話し合ってみてくださいね。

(鍛治田祐子)

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