あなたのキーボードに潜んだ「めんどくさい」を巡る人類の戦い (3/4ページ)

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一方で、ひらがなの数はアルファベットの数より多いので、入力に必要なキーの段数が3から4に増えるという欠点があります。

実はこの、キーを打つエリアが広がってしまう、などの弱点を解消したひらがなによる入力方法として、1979年に富士通が開発した「親指シフト」というものもあり、今も一部で最高の日本語入力方法として根強く支持、使用されています。筆者は親指シフトは使えませんが、実際の速度検証により、親指シフトの優位性は明らかとなっています。

出典: 日本語入力コンソーシアム(打鍵数と入力速度比較)

ただ、これらの入力方法も、日本語入力としてはローマ字入力より速いことが明らかであるにもかかわらず、ご存知のようにスタンダードとはなっていません。

よくよく考えれば生産性向上につながるこれらの仕様が普及しないのはなぜでしょうか?

これは事実や論理にもとづいて原因をひもとくよりも、一日本人ユーザーとして自分自身の心の声を聞いてみるのが良いのではないでしょうか。僕個人でいうならひとえに「一度覚えてしまったことをあらためて変えたり、それにあわせてPCの調整を行うのは、とてつもなくめんどくさい」というのが素直な気持ちです。

我々は日々、「めんどくさい」に勝ったり負けたりしている

筆者の所属するインテグレートという会社は、マーケティングを通じて良いサービス、良い商品が少しでも世に広まることをお手伝いする仕事をしています。

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