マタニティ期間に慌てないために知っておきたい!「妊婦のカラダに起こる8つの変化」とは (1/2ページ)
お腹が大きくなったり、胎動を感じたり、お腹の赤ちゃんに会えるのを毎日楽しみに待つ幸せなマタニティ期間。
およそ10ヶ月の間に、妊婦さんの心とカラダは驚くような変化があります。今年5月に出産を経験した筆者も自分の心身にさまざまなことが起こりました。その大きな要因が、ホルモンの働きにあります。
そこで今日は、老舗美容サロン支配人である筆者が、助産師として都内の病院に勤務する筆者の妹にもヒアリングした“マタニティ期の女性の心とカラダの変化”についてお伝えします。
■妊婦のカラダを変化させる「2つの女性ホルモン」の正体は?
女性の妊娠・出産時に大切な働きをする女性ホルモンは2種類。エストロゲンとプロゲステロンです。いずれも脳の視床下部より指令を受けて卵巣から分泌されます。まずはこの2種類のホルモンの作用をご説明します。
【エストロゲン】
子宮に作用し、子宮内膜を厚くする働きがあり、卵胞ホルモンとも呼ばれています。女性らしさをつくるホルモンで、自律神経、感情の動き、骨、皮膚、脳の働きにも大きく関わっています。基礎体温を下げる働きがあるとされています。
エストロゲンの分泌が多い時期は、卵胞期と呼ばれ、比較的カラダも心もお肌も安定し、体調が良い時期です。
【プロゲステロン】
子宮内膜の状態を整えて妊娠を継続させる働きがあり、黄体ホルモンとも呼ばれています。体内に水分をためこみ、食欲を増進させる働きがあります。また、妊娠期に基礎体温が上がるのもこの黄体ホルモンの働きの一つです。
プロゲステロンの分泌が多い時期は黄体期と呼ばれ、腹痛、腰痛、頭痛が起きたり、むくんだり、精神的に不安定になってイライラしたり、吹き出物が出たりします。
■妊娠後、2つの女性ホルモンがどう変化する?
妊娠をすると、女性の体は黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌が増加すると言われています。これは、子宮内を整えて胎盤を完成させ、赤ちゃんの発育を促すため。よって、このプロゲステロンの分泌は妊娠初期のカラダにとても重要な働きをもつことが分かります。