あなたは分かる?老後資金の不安を取り除くたった1つの解決策

将来、「年金がもらえるかどうか分からない」と囁かれる中、老後資金に不安を抱える方も多いのではないでしょうか?
今回はファイナンシャルプランナーである筆者が老後資金の不安を取り除く、たった1つの解決策をお伝えします。
■現状と老後に向き合い、対策を決め、行動に移すのみ!
まず、なぜあなたが老後資金に対して“不安”だと感じているのか考えてみましょう。人は“不確実なもの”に対し、不安や恐怖心を抱きます。もし、あなたが“老後資金=不安”だと感じているのであれば、それは自分の老後を明確にイメージできていないからです。
例えば、「老後には1億円必要です」といったメディアのつくった数字に振り回されて、“自分にとって本当に必要な金額”が明確になっていない場合が考えられます。そうした数字に振り回されないためにも、まずは現在の貯蓄や将来の収入、理想の老後に必要な支出を明確にすることが大切です。
これを明確にし、もし不足しているのであれば、節約や収入アップ、資産運用など自分のできることから手を打っていくのです。
■あまりにもお金が足りない場合
もしかすると、あなたやあなたのパートナーに、固定観念があるのかもしれません。
例えば、「子どもたちも独立してるし、老後には二人で陶芸とか習い事でもしたいわね」といった具合に。筆者は“今も将来も一生、日本で暮らす”ということですら、固定観念だと感じています。何の変哲もない誰もがイメージするようなシニアライフしか思い描けないのは、価値観がガチガチに固まっていて柔軟性に欠けているのかもしれません。
そういった凝り固まった価値観を打ち壊すには、出来るだけたくさんの人と接し、あなたのまだ知らない新しい考え方を身につけることが重要になります。是非、今まで付き合ったことのない人とのコミュニティーに参加してみてください。
いかがでしたか? 新しい人と出会い、新しい考え方に触れたのであれば、できるだけすぐに行動にうつしましょう。今、リスクをとると将来のリスクは低下させることができます。逆に今、リスクをとらないと将来のリスクが上昇することになります。勇気をだして、一歩進んでみてくださいね。
(鍛治田祐子)