子供の金銭教育にも一役買うかも!「子供版NISA」どう活用する?
銀行に預けていてもお金はほとんど増えないし、株式や投資信託を検討する人も増えているのではないでしょうか?
最近、銀行や証券会社で『NISA』という言葉をよく耳にしませんか? 実はこの『NISA』、来年10月から、子供版でもNISAが始まります。
今後、お金を確保するには投資も視野に入れていかなければ厳しいモノがあります。また、子供の金銭教育につながるのか、子供版『NISA』についてファイナンシャルプランナーと確認してみましょう。
■『NISA』って何?
『NISA』とは、銀行や証券会社など金融機関に『NISA』口座を開設し、購入金額100万円(平成28年からは120万円)までの投資信託や株の売買益、配当金などを5年間非課税にする制度です。『NISA』口座は1人1口座までと決まっており、開設のときには金融機関に住民票などを提出します。
■平成27年度より変わった『NISA』
以前のNISA口座では、一度口座を開くと、4年間他の金融機関に変更することはできませんでした。ですが、平成27年度4月から、他の証券会社の方が、“お目当ての投資信託があった”“取り扱い金融商品が多い”など他の金融機関の長所に気づいた場合でも、1年で金融機関を変更できることになりました。
■子供版『NISA』とは?
平成28年1月から、日本に住む0歳から19歳までの未成年者が『NISA』口座を開設の申し込みができます。平成28年4月からその『NISA』口座で投資することができます。
20歳以上の『NISA』口座と同じ点は、一定の購入金額までの投資信託と株の売買益、配当金などが5年間非課税になる点です。
ですが、子供版『NISA』だと購入金額は毎年80万円までですし、『NISA』口座開設後に金融機関の変更ができない点が、20歳以上のNISA口座とは違う点です。
■子供版『NISA』と教育費などとして贈与するのと、どちらがいいの?
祖父母から孫へ教育費や結婚出産育児費用などを、銀行に届け出た信託口座で贈与した場合、一定金額まで非課税になりますが、子供版『NISA』と違う点は何でしょう?
一番違うのは、子供版『NISA』の場合、お金の使用目的が自由な点でしょう。他に重要なのは、教育費や結婚出産育児費用などを贈与する場合“売買損”などは生じないのに比べ、子供版『NISA』は“損”“元本割れ”になる可能性もあることです。
また、子供版『NISA』口座で“損”や“元本割れ”になった場合、一般口座や特定口座と違い“損益通算”ができない点は、20歳以上の『NISA』と同じです。
0歳から19歳で開設できる子供版『NISA』口座。“長い目で投資を考える保護者中心の運用”となるか、“一定年齢から本人に投資を任せる金銭教育”となるか、保護者の考え方によって、違いが現れるのでしょうね。
いかがでしたか?
今回は、一足先に子供版『NISA』についてお伝えしました。あくまでも、投資ですので、子供の成長を見て運用を任せるかどうかは慎重にいきたいところですね。
また、子供に必要なお金を贈与という形で受けるか、子供版『NISA』として投資にまわすかも、贈与するお金の目的や贈与者によって、使い分けたほうが良さそうですね。
(拝野洋子)