藤田ニコルを擁護し“視聴者いじめ”した芸人軍団に批判殺到

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藤田ニコルオフィシャルブログより
藤田ニコルオフィシャルブログより

 8月27日に放送された『耳が痛いテレビ 芸能界カスタマーセンター』(日本テレビ系)に、ファッションモデルでタレントの藤田ニコル(17)が出演。視聴者からのクレームを受けた藤田ニコルを共演者たちがフォローするも、その内容や共演者に対し「視聴者に説教?」「芸能人の馴れ合い?」などと、厳しい意見が殺到している。

 番組では「視聴者のギモン不満に芸能人が直接答える」という企画を展開。新おバカクィーンとしてブレイク中の藤田ニコルに、17歳の女子高生から直接クレームの電話が。「藤田ニコルさんが同世代の人間だとは思われたくない」「誰に対してもタメ口だったり、目上の人をバカにしているような言葉遣い。同じ女子高生として、みんながそういう風にみられるのは嫌」という意見だった。

お笑い芸人たちが視聴者を悪者扱い

 これに、藤田ニコルは「(自分でも)悪いなとは思っているけど、別に敬語が使えないっていうわけじゃないですよ」「(敬語を)時々忘れちゃうから」と言うと、スタジオは笑いに包まれた。

 続けて、お笑いコンビ・スピードワゴンの小沢一敬(41)が「彼女、今日楽屋に挨拶に来てくれたんですけど、礼儀は正しかったですよ」と反論。女子高生が「(藤田ニコルの言動は)テレビのキャラクターってことですか?」と聞くと、「だから、藤田さんが、こうやった方が盛り上がると思ってやってると思うんですけど」と答えた。

 この返答に、女子高生が「それはあるかもしれないですけど。今後生き残っていくためには……」と意見を述べようとするも、小沢一敬は「生き残っていくかどうかは藤田さんが決めるよ」と語気を強めて主張した。

 さらに、おネエタレントのGENKINGが「タメ語の部分もファッションもひっくるめて、にこるん」「敬語を使ってても、影で悪い人とかいっぱい見ているんで」「にこるんはこのまま直さなくてもいいし、変えちゃうと良さが出ない」と援護。お笑いコンビ博多華丸・大吉の博多大吉(44)は「全員に好かれる必要はない。僕らはコッチ(テレビ)側の人間なのでね」「変わった人が出てくるのがテレビなんですよ」と見解を述べた。

 これらのフォローに、「嬉しいです。ありがとうございます」と泣きながら感情を露わにした藤田ニコル。ネット上では、

「周りの人がニコルンのこと支えて意見言ってるの感動した!」
「素で泣いてるのかな。やっぱり17歳だし。好感もてるよ」

 と、好意的な声が上がる一方、

「なんで“視聴者”攻撃してんの?」
「芸能人同士の馴れ合い? 慰め合い? 笑える」
「逆に説教するのおかしくね?」
「周りがニコル擁護し過ぎで、電話してきた子がかわいそうに思えた」
「実際の人間性は良くても、テレビに出てる姿は不愉快って視聴者が言ってんだからさ。キャラクターとか知らねーよ」
「印象第一のテレビで何言ってんだよ。楽屋がどうとかこっちは関係ない」

 など、藤田ニコルを援護した共演者に対する批判が殺到。芸能人がテレビで視聴者を悪者にしていると捉えた人も多かった。

 最後に、藤田ニコルが「お客様みたいな意見の方も絶対いると思うし。でも、“私を好き”って言ってくれる人が一人でもいれば頑張るんで、興味あったら好きになってみて下さい」とアピール。女子高生が「はい、頑張ります」と答えると、スタジオで爆笑が起こった。

 芸能人による「おバカキャラ」へのフォロー。テレビに出る側の人間から見れば、まさに正論だろう。が、視聴者に直接訴える意見としては、少しキツ過ぎたようだ。

(文/丸山ひろし)

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