冷凍みかんの味わいを再現しているかどうかで議論を楽しめる『-196℃ ストロングゼロ〈冷凍みかん〉』 (2/3ページ)

グラスに注ぐと炭酸の泡が消えると同時に透明な液体となる。クリア、みかんのオレンジ色はどこにもない。さてグビリと一口。なるほどこれはオレンジではなくみかん。華やかさよりも所帯染みたこたつの上のみかんの香り。さらに味もアルコールの苦味と果肉だけでなく白い房の苦味が際立っていて、みかん再現率は高い。

ただこれは冷凍みかん味なはずなのだ。ちょっと酸味の利いたみかん味は近年の糖度が増したみかんよりは昭和感が漂ってくるが、冷凍みかん特有のシャリシャリ感というものはもちろん無い。あえて言うなら炭酸のシュワシュワがその代理を務めているという感じか。果実丸ごとを瞬間凍結させる独自の-196℃製法を用いているので、冷凍しているのは確か。凍結みかんを浸漬させたアルコールと果汁をダブルで使用しているだけに果実感は強い。

結論として言えば「言えなくもない」印象。