生理中に吐き気やめまいを引き起こす「タンポンショック」に注意! (1/2ページ)

ハナクロ

生理中に吐き気やめまいを引き起こす「タンポンショック」に注意!
生理中に吐き気やめまいを引き起こす「タンポンショック」に注意!

普段は生理中にナプキンを使っている人も、海やプールの予定とかぶるとタンポンを使用する女性も多いでしょう。

ショーツに貼り、経血を外側から吸収するナプキンと違い、膣内に円筒状(または球状)の綿やガーゼを挿入して内側から経血を吸収する「タンポン」。漏れにくく、動いても安心と愛用している女性も多くいるようです。

ところが「タンポン」を使用することで、ごくまれに「トキシックショック症候群(TSS)」を引き起こしてしまう人もいると言われています。いったいどのような病気なのでしょうか?

■トキシックショック症候群(TSS)とは

トキシックショック症候群は、敗血症のひとつであり短い時間の間に重い病態を引き起こす病気のことです。これは、黄色ブドウ球菌がつくる毒素が原因で起こると言われています。

黄色ブドウ球菌はバクテリアの一種で、3人に1人の割合で鼻腔や皮膚、頭髪、脇の下、膣などに生息しています。とはいえ、黄色ブドウ球菌をもっていても多くの場合は健康上の問題は引き起こしません。

そのため、TSSが発症するのは極めて珍しいケースです。TSSにかかると次のような症状が表れます。

・突然の高熱
・吐き気
・筋肉痛
・下痢
・粘膜充血
・倦怠感
・めまい
・失神

異変を感じたらすぐに医療機関で治療を受けないと、血圧低下などのショック状態に陥り、最悪の場合死に至ることもあります。

■トキシックショック症候群(TSS)の原因

トキシックショック症候群は、TSS毒素をつくる黄色ブドウ球菌が身体に定着、もしくは感染し、たくさん作られた毒素を体内へ吸収することによって発症します。

TSSとタンポン使用の関連性ははっきりとはわかっていませんが、報告されている発症者の半数はタンポンを使用している女性であり、タンポンの高い吸収性が原因ではないかと考えられています。そのため、「タンポンショック」とも呼ばれています。

また、タンポンを使う際に手が汚れていたり、長時間タンポンを取り出し忘れていたりすることで、黄色ブドウ球菌が増殖し、毒素をつくりやすくするのです。

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