2016卒就活生を困らせまくった「座談会」と称した採用選考の実態 (1/2ページ)

ハナクロ

2016卒就活生を困らせまくった「座談会」と称した採用選考の実態
2016卒就活生を困らせまくった「座談会」と称した採用選考の実態

「これだからゆとりは!」と言われ続けながら頑張って生きてきたゆとり世代の大学生達。そんな彼らは、ゆとり教育の導入をはじめ、幾度となく「新制度」による混乱の憂き目に遭ってきました。

その一つが2015年3月から始まった、「就活時期の先送り」制度です。1993年生、今の大学4年生(2016卒)の就活に際し、経団連はそれまで前年の12月から始まっていた就職活動の時期を3月に遅らせました。

さらに、面接などの「選考」は8月から行うこと、というお達しも出され、2016卒の就活生達は新制度の混乱の中で真夏にスーツを着て就職活動に奔走する…という、非常に辛い状況を強いられてしまったのです。

そんな経団連の決定に、基本的に大手企業は従わなくてはいけないので、本来面接等の選考は8月から行われるはずなのです。しかし2016卒の就活生が見た実情はそうではありませんでした。

「座談会」「面接練習会」と称した事実上の選考が、8月以前にこっそりと行われていたのです。今回は、今年の就活先送りの弊害として生まれた「座談会」や「面接練習会」の実態についてご紹介します。

■「座談会」だと思ったら…4対1で面接官がズラリ?

▽「6月頃、『社員さんの話がゆっくり聞ける!』という名目で『座談会』の招待が来たんです。それを信じて、説明会のような気持ちで会場に行ったら、なんと学生は私一人。個室に案内されて社員さんが4人並んでいて、『志望動機は?』と普通の面接のような質問をされてビックリ。当然、用意してなくて何も答えられませんでした…」(R大学)

経団連からのお達しにより、本来は8月からしか面接などの「採用選考」を行ってはいけないということになっています。とはいえ、内定式は基本的に10月。8月から面接をしていたのでは、企業側も時間的に厳しいのでしょう。

そんなわけで、2016卒の就活では、こういった「座談会」などで名前をごまかし、事実上の選考をするという手法が大手企業でも多発してしまったのです。当然、普通の説明会のように思っていた学生たちは大混乱しました。

企業側の事情もわかりますが、せめて就活生にもう少し説明があったほうが、混乱を招かずに済んだかもしれません。

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